買取のリスク!!(No.8)

弊社は地盤業を営みながら不動産事業を開始した時は買取専門業者としてスタートしていました!
地盤のプロなので土地の下については他社さんより知識はあるつもりでしたし、現地に行けば土地の傾斜や辺りの造成の仕方を見てどのようなリスクが潜んでいるか分かるつもりでした(笑)
しかし、少し前に買った土地で予想外の事態が起きた事を書こうと思います💧
業者さんから築40年程の中古住宅が建っている60坪程の土地を紹介して頂きました(^▽^)
建物もかなり古いので解体して更地にする内容で買取金額を提示して買わせて頂きました!
さてここからです(笑)

こんな感じの平坦な場所にある一般的な土地です。

決済が終わり、早速解体工事に入り、順調に建物の解体が終了した後で、隣地境界沿いにある土留めの撤去に入ったところで電話が入りました・・・
解体屋さん「社長~~ 土留めを撤去しようと重機で引っ掛けて崩そうとしてるんですが壊せないです~💧」
「そんな訳ないでしょ~(笑)手で壊してるんですか???」
解体屋さん「もちろん重機でやってますけど引っ掛けた所が削れるだけでビクともしないです。。」
「??? 今すぐ現場行きますわー」
ちょうど近くにいたので20分ぐらいで到着して、早速、解体屋さんにもう一度やってもらいましたが、、、ほんとにビクともしません💧
「なんで~~??信じられない??」
解体屋さん「だから何度も言ってるじゃないですか~」(ちょっと起こり気味で)
「これだけビクともしないって事は底板が大きく出ている可能性があるから、手前を底板に当たるまで掘ってみてください」(-_-;)
そして、1m掘ってもなにも当たらず・・2mも当たりなし・・・
解体屋さん「これだけ掘っても当たらないって事は底板はないですよ・・」
「でも重機で引っ掛けて動かないはずはないから何かはあるはず、、重機が届く限界まで掘ってみてください」
解体屋さんのオペも手元の人も渋々やってくれました(笑)
そしてついに3m近くで・・ガリッ・・!!
「うそでしょー(´;ω;`)」 (ほんとにウソと言って欲しかったです)(笑)
なんと現状地盤面から3.1m下に底板がありました(-_-;)

ビックリです!!
泣きそうです💧(笑)

しかも写真左側が道路なんですが、道路沿いにも同じ擁壁が出てきました💧
私「・・・・・」言葉が出ません(@_@)
解体屋さん「・・・どうします・・?」
私「こんな擁壁を壊したら近隣の土がこぼれて家が沈下するから壊すのはダメ」
ここまでくると後は3択です。
①底板のみを全て壊して住宅地として売却する。
②壊さずにそのまま埋めて底板がある事を伝えて売却する。
③契約上3ヶ月の地中埋設物瑕疵担保(現在は契約不適合ですね)をつけてましたので撤去費用を請求するか解除。
①は費用的に弊社が負担して撤去できるレベルではないので却下。
③売った金額ぐらいの撤去費用が発生するので、売主さんがかわいそすぎる。
消去法で残る選択肢は②の底板がある事を伝えて売却です。。。売れるかな~(´;ω;`)
このような擁壁等があるところに建物を建てる場合には、必然と地盤改良工事や補強工事が必要となるのですが建物の計画配置が擁壁底板にかぶってくると、その既存擁壁下の改良を行っていないと改良体等を擁壁に乗せる事ができないので、底板をかわして基礎補強をしないといけないのです!
しかし、擁壁の高さが高ければ高いほど、当然に底板の長さも伸びます(-_-;)
この擁壁の底板は2.6mありましたので、境界から1m引いた場所から建築したとしても1.6mかぶっていますので、構造計算が必要となってきます(´;ω;`)
(専門的で難しいですよね~💦)
そうは言っても買主さんを見つけないといけないので、心配しながら売却開始です(;^_^
心配をよそに、反響も多数あり1ヶ月を待たずに申込を頂きまして、無事売却ができました(^▽^)/
勿論、擁壁の写真や建築する際にやらなければいけない事などを全てお話ししました!
この様に、買取ってリスクがあるんですよね~(笑)
ですが弊社もこの経験ができたので更にレベルアップしました(`・ω・´)b
まだまだ会社としても成長して、不動産売買のみに限らず、お困りの方のどんな相談にも的確にお答えできる事で信頼を積み重ねていきたいと思います(^^♪

地盤調査・改良工事・測量・申請業務の事なら株式会社国保住建にお任せください

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