今回は、事業をしていた賃借人が退去に伴い、原状回復のポイントで揉めまくった話を書こうと思います😆😆😆
話の最初は、土地建物の売却相談がスタートでした(^^)/
現地に行き、建物を見て回りながら所有者さん(Oさん)と話をしていく内に売却をあまり望んでいないような感じを受けましたので、、、
私「この建物の状態なら、時間はかかるかもしれませんが賃貸で貸す事も可能だと思います(^^) 売却と賃貸どちらが望ましいですか??」
Oさん「えっΣ(・ω・ノ)ノ!・・・この状態で賃貸が可能なら貸したいです!!」
私「やはりそうですか(^^♪ この建物なら〇〇万円程の賃料なら借り手もいると思いますよ( `ー´)ノ」
Oさん「そっ、、そんな金額じゃなくても〇〇万円程で十分です😄😄」
Oさんの言った金額は、私の言った金額の半分程でした(笑)🤣🤣
Oさん「では、1階のテナントが3~4ヶ月後に退去するようなので、話が進みましたら1棟丸ごと賃貸でお任せしたいので、ご連絡致しますね(^^)/」
この後にOさん所有のオフィスビルがもう1棟あり、賃貸をお願いされましたので、現地に行くとガラス張りの綺麗なオフィスビルでした😊😊
空き部屋を一緒に見ながら、管理の営業をしようと思ったのですが、このビルの中に管理会社が入っており、その会社が管理をやっているみたいなので流石に営業はしませんでした(笑)
(管理の内容は分かりませんが、レスポンスが圧倒的に違うのでオーナーさんの不利益になる事はしませんww)
そこから2ヶ月程経った時にOさんから連絡が入りました!
Oさん「社長~💧 以前お話しした退去するテナントの方との話が全く進まないと言うか、先方さんも感情的になってしまって思いっきり揉めてるんです😅😅😅」
私「そのタイミングで揉めていると言う事は、原状回復でしょうか??」
Oさん「Σ(・ω・ノ)ノ! その通りです! 良く分かりましたね(+o+) 流石です!!」
私「いえいえ! その辺りでの揉め事はほぼ原状回復なので(笑)」(ほんとに良くある事ですww)
そこから話を聞いていくと、最初は会計士に相談したらしく、会計士が原状回復の合意書を作ったので内容確認をして欲しいとの事でした🤔🤔🤔
詳しく事の詳細を聞いてから資料を送ってもらい内容を見ると、原状回復をする事とは書いてありましたが、何処までするかが記載されていなかったので、その点の修正をお伝えしました( `ー´)ノ
さて皆さん! これから問題を出します、皆さんも答えを考えて見て下さい(^^)
Oさんの先代が新築を建てる際に、現賃借人が借りるテナントを組み込んで一緒に1Fに建築しました。(壁や内装も一緒に施工しています)
当時は賃貸借契約も締結せずに、飲食店ではない使用目的で貸していましたが、10年程経過した時に賃借人が貸主の承諾なしに部屋を改装して飲食事業を始めました。
これに怒った先代が裁判を起こしましたが、飲食と言う事業目的を了承し、そのタイミングで賃貸借契約を締結し裁判も決着しました。(契約条項には原状回復をして返す記載ありです)
そこから20年以上経過し、相続を経てOさんが所有者となりました。
賃借人が退去をする事になり、粗方荷物を出した際にOさんが部屋を確認すると、壁が剥がれて空洞ができており至る所にネズミがかじった跡が発見されボロボロになってました。
さて、この状況での原状に回復させるポイントは何処になるでしょう~!😬😬😬
😴😴チクタク・・チクタク・・チクタク・・・・・・・はいっ 終~了~~!
答えは・・・・・・・・・部屋の中を新築時の借りた状態にする!です🥳🥳🥳(皆さん!正解しましたか~🧐)
皆さんが思った答えの中には、スケルトン返しもあったかもしれませんが、この場合は最初の契約時にスケルトン特約を入れておかないとダメだと思います😲😲
また、当初は契約が締結されていなくても、借りたものを汚いままの状態で返すのは普通に考えてダメなので、契約書や原状回復の条項が無くても主張は通るはずです。
そして最後にネズミ被害ですが、裁判の時に飲食事業を了承した以上、ゴキブリやネズミの被害は飲食業では想定できる為、賃貸人が建物の維持管理を行う義務が発生するという判断になると思います😭😭😭
賃借人の主張は現状でそのまま返す! Oさんの主張は通常修繕するべき所は直してほしい、なので全くかみ合わず、合意書を持って行っても記名押印をしてもらえる状況ではありません💦
その後、Oさんは合意書に記名押印をしてもらう為に賃借人をテナントに来てもらい、話し合いをする事になったのですが、電話で私に話をしている様子だと不安や心配、その他色々な事が心配で元気が無く、ため息も出ていたので、、、、、、、
私「Oさん! 私が行って話を付けましょうか?」
Oさん「🌟🌟🌟え~~!~🌟🌟🌟 いいんですか~🥳🥳 ありがとうございます!是非お願いします(^^)/」
Oさんのテンションは一気に回復ですwww(^^)
賃借人がどういった方なのか、Oさんから聞いていたので、話を付けれる自信があったので志願しました(笑)
この賃借人は頑固で大声を張り上げ、そんなもん知るか~を連発し、ついでにふざけるな~も連発する昔ながらの直球ど真ん中おじさんでした(笑)
ま~いつものごとく、最初はテンション爆上がりな感じで責められましたが、次第に話を聞いてくれるようになり、最後は笑って私に任すと言ってくれました(^^)/
合意書も最初は死んでも印鑑は押さん!と言っていましたが、私も話を纏める区切りなので、引かずに交渉をしていたら、最終的にはOさんの要望通りの修繕を了承してくださり押印して頂きました🥳🥳🥳
Oさんもストレスで2ヶ月の間、気分が重かった見たいですが、最後は最高の笑顔で「ありがとうございました!」と言ってくれました(^^)/
この「ありがとう」は私のテンションを最高に上げてくれます(^^♪
しかし、会社の成長や利益を確保できているから、こういう事が出来るのであって、無い状態なら無償でこんな事は出来ないと思います(>_<)
常に当社の皆が頑張ってくれている事に感謝をしつつ、私も会社をしっかり成長させる事が出来るよう慎重に突っ走ります(笑)
今回は「賃貸退去時の原状回復は何処までなのか??揉めました(笑)」でした!!
あっ! 最後に、YouTubeで【不動産投資の疑問#1】を配信しました(^^♪
管理会社目線で私がしゃべってますので、よかったら見てやって下さい!!
継続して配信していきますので、よかったらチャンネル登録もお願いします(`・ω・´)b
ではまた、読みに来て下さいね~(^^♪